フラーレンとは? ビタミンCの250倍の抗酸化力を持つ成分を徹底解説
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フラーレンとは?
ビタミンCの250倍の抗酸化力を持つ成分を徹底解説
NEROLI LABO コラム | 成分解説
日差しが気になる季節、帰宅して洗顔するたびに「今日も浴びたな」と思う。紫外線対策をしているつもりでも、日々の紫外線や大気中の汚れが肌に蓄積していく感覚は、多くの方が抱いているものではないでしょうか。
肌が「くすんでいる気がする」「なんとなく元気がない」と感じる日々の背景には、活性酸素の影響があるといわれています。活性酸素は皮膚でも発生し、紫外線・外的ストレス・乾燥などのさまざまな要因で増えやすくなります。
そこで注目したいのが「フラーレン」という成分です。ノーベル賞を受賞した炭素分子がなぜスキンケアに使われているのか、そのデータを原料資料をもとに丁寧にお伝えします。
フラーレンとは何か――ノーベル賞を受賞した炭素分子
フラーレンは、炭素原子だけでできた球状の分子です。60個の炭素原子が正五角形と正六角形を組み合わせたサッカーボール型に並んでいることから、「バックミンスターフラーレン(C60)」と呼ばれます。
1985年、英国のハロルド・クロトーとアメリカのリチャード・スモーリー、ロバート・カールの3名によって発見され、1996年にノーベル化学賞を受賞した物質です。当初は宇宙空間の炭素から着想を得た純粋な学術研究でしたが、その特異な構造と性質が注目を集め、材料科学・医療・化粧品など幅広い分野での応用研究が進みました。
サッカーボール型の立体構造が、活性酸素を効率よく取り込む特性を持つ。
1985年発見 → 1996年ノーベル化学賞受賞
化粧品原料としては水溶性に加工したものが使用される。
化粧品に配合されるフラーレンは、もとは油に溶ける性質を持つため、スキンケアに使いやすい水溶性に加工した原料が開発されています。NEROLI LABOが使用しているのは「Radical SpongeN(ラジカルスポンジ)」という水溶性フラーレン原料です。
「ビタミンCの250倍」の意味
フラーレンの説明でよく目にする「ビタミンCの250倍以上の抗酸化力」というデータ。この数字は何を示しているのか、正確に理解しておくことが大切です。
測定方法について
この比較は、ビタミンC(アスコルビン酸)100μmol/lの抗酸化能を「1」として基準にしたときの相対値です。同じ条件で測定した場合、Radical SpongeNは250倍以上の抗酸化能を示したという原料データに基づいています。
比較基準: ビタミンC(アスコルビン酸)100μmol/lの抗酸化能を1とした場合
フラーレン(Radical SpongeN)の測定値: 250倍以上
※原料レベルでの測定値。製品の抗酸化効果を示すものではありません。
抗酸化成分の比較イメージ
スキンケアによく使われる抗酸化成分を比較すると、フラーレンがいかに高い値を示すかが分かります。
抗酸化成分の相対的な強さ(概念図)
ビタミンCの抗酸化能を1としたときの相対値。原料レベルでの比較。
※VitaminC(アスコルビン酸)100μmol/lの抗酸化能を1とした場合の相対値。原料メーカー測定値。
フラーレンの高い抗酸化能は、その球状構造に由来すると考えられています。サッカーボールのような立体的な形が、活性酸素を効率よく吸収する働きをする。炭素だけでできた、シンプルだからこそ安定した構造です。
20時間持続する抗酸化力――他の成分との違い
フラーレンのもうひとつの大きな特徴は、抗酸化作用の持続時間です。Radical SpongeNは、20時間にわたって抗酸化力が持続することが原料メーカーの試験で確認されています。
なぜ長く続くのか
多くの抗酸化成分は、活性酸素と反応するときに自分自身も変質してしまいます。いわば「一度使ったら使い切り」の消耗型です。
フラーレンの球状構造は、活性酸素を取り込みながらも自身の分子構造が比較的安定を保つという性質があります。これが長時間にわたって抗酸化能力を維持できる理由のひとつと考えられています。
抗酸化持続時間のイメージ(原料メーカーデータ)
朝のスキンケアで肌に取り込んだフラーレンが、夜まで抗酸化の働きを続ける。この持続性は、忙しい日々のなかでも肌を整える土台として、使いやすい特性のひとつです。
紫外線を浴びても安定している
多くの抗酸化成分は、紫外線にさらされると分解されやすくなります。ビタミンCが「光に弱い」といわれる理由のひとつでもあります。
Radical SpongeNは、紫外線照射下でも安定した抗酸化力を保つことが確認されています。日中の外出が多い日でも、フラーレンの働きが維持されやすい。この安定性も、スキンケアにフラーレンを配合する理由のひとつです。
| 特性 | ビタミンC | フラーレン(RSN) |
|---|---|---|
| 抗酸化力(相対値) | 1(基準) | 250倍以上 |
| 持続時間 | 数時間程度 | 20時間 |
| 紫外線への安定性 | 分解されやすい | 安定 |
| 水溶性(RSN) | 水溶性 | 水溶性 配合しやすい |
※各特性の比較は参考情報です。ビタミンCの数値はビタミンCアスコルビン酸100μmol/l基準。フラーレンの数値はRadical SpongeN原料メーカー測定値。
Natural Fullerene認定ロゴとは
フラーレン配合化粧品を選ぶとき、知っておきたいのが「Natural Fullerene認定ロゴ」の存在です。
このロゴが製品パッケージに記載されていることは、フラーレンが1%以上確実に配合されている証明になります。
「フラーレン配合」と書かれた化粧品は多くありますが、配合量は製品によってさまざまです。数値を開示していない製品も珍しくありません。
Natural Fullerene認定ロゴは、配合量の基準を明確にするために設けられた仕組みです。ロゴの取得には、フラーレン化粧品原料を規定値(1%)以上配合していることが条件となります。「配合している」と「1%以上配合している」では、意味が異なります。このロゴがあることで、配合量の確かさを確認することができます。
NEROLI LABOでの配合――化粧水とクリームの両方に
NEROLI LABOのTimeless Skinシリーズでは、フラーレン(Radical SpongeN)を化粧水とクリームの両方に規定値(1%)以上配合しています。どちらの製品にもNatural Fullerene認定ロゴを取得しています。
Timeless Skin Lotion(化粧水)
- フラーレン(Radical SpongeN)1%以上配合
- Natural Fullerene認定ロゴ取得
- 水溶性フラーレンがベースに均一に馴染む
- 発酵熟成プラセンタエキス約77%のベースと組み合わせ
Timeless Skin Cream(クリーム)
- フラーレン(Radical SpongeN)1%以上配合
- Natural Fullerene認定ロゴ取得
- オリーブ由来スクワランと組み合わせて肌へ
- クリームで一日の最後に整える習慣に
なぜ化粧水とクリームの両方に配合するのか
スキンケアのステップは、朝と夜で分かれています。化粧水で肌の土台を整えて、クリームでその日の最後を締める。この2ステップそれぞれにフラーレンを配合しているのは、日中を通じた持続性を考慮した処方の考え方によるものです。
朝の化粧水でフラーレンを肌に届け、夜のクリームで再びケアする。20時間持続するという特性を踏まえた使い方として、スキンケアの習慣のなかに自然に組み込めるよう設計しています。
「配合している」だけでなく、配合量の確かさをロゴで示す処方設計です。
この成分を配合した商品
NEROLI LABOのTimeless Skinシリーズは、フラーレン(Radical SpongeN)を化粧水・クリームの両方に1%以上配合。抗酸化ケアを朝晩のスキンケアに自然に取り入れられる処方設計です。
まとめ
フラーレンは、1996年にノーベル化学賞を受賞した炭素分子を化粧品原料に応用したものです。NEROLI LABOが使用するRadical SpongeNは水溶性フラーレンで、ビタミンC(100μmol/l)の抗酸化能を1としたとき250倍以上、20時間にわたる持続性、紫外線下でも安定という特性が原料メーカーのデータで確認されています。
Natural Fullerene認定ロゴは、フラーレンを規定値(1%)以上配合した製品のみに表示できる認定マーク。NEROLI LABOのTimeless Skin LotionとTimeless Skin Creamは、どちらもこのロゴを取得しています。
成分の「名前があるかどうか」だけでなく、「どのくらい入っているか」を確認する習慣が、自分の肌に合うスキンケアを選ぶひとつの手がかりになると思っています。
Timeless Skin Series
フラーレン(Radical SpongeN)1%以上配合 / Natural Fullerene認定取得
化粧水・クリームの全成分と詳細は、商品ページでご確認いただけます。
商品ページを見るデータの出典
フラーレン抗酸化力(250倍以上)・持続時間(20時間)・紫外線安定性: 原料メーカー提供資料(Radical SpongeN / Vitamin C60 BioResearch Corporation)
比較基準: VitaminC(アスコルビン酸)100μmol/lの抗酸化能を1とした場合
Natural Fullerene認定ロゴ制度: Vitamin C60 BioResearch Corporationによる品質認定制度(規定値1%以上配合が条件)
フラーレン発見・ノーベル賞: Kroto HW, Heath JR, O'Brien SC, Curl RF, Smalley RE. C60: Buckminsterfullerene. Nature. 1985;318:162-163.
※本記事に記載の数値は原料自体の測定データであり、NEROLI LABO製品での効果を保証するものではありません。
※効果には個人差があります。
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